短編オムニバス
『フェアトレードボーイ 第2弾』
世界の貧困状況におかれる人々とともに「働く」ことで、豊かな社会を目指す"フェアトレード"。
そんな意味を知ったか知らないでか、立ち上がって脱サラした(あるいはクビになった)若者たち。
人呼んで(ほんとは誰も呼んでもらってないけど)フェアトレードボーイ!!
けっこうゆるくて、けっこう世界のためにもなるかもしれない、
ワンシチュエーションコメディーショートムービー第2弾!!
ストーリー
未曾有の大災害の影響を受けたか受けてないかは知らないが、何か自分たちの生きた証を残そうと一念発起、思いつきと勢いだけで会社を辞めてしまった(あるいはクビになった)若者達。
これからは世界に役にたつ人間になろうと参加したNPOの会合(彼らの頭の中では「人の役にたつ」イコール、「ボランティア活動」)で、「若いのに感心ね」とおばさまたちに半端無く気に入られる。以後、フェアトレード商品を広めてほしいと営業を任される彼ら。
さて、この物語は、そんな勢い余ったけどフェアトレードの「フェ」の字も知らない彼らが、足りない頭をひねらせて、世界について、あるいはフェアトレードについて語る会話劇である。
第1話「オレは、今からでも出来る世界の救い方を知らない」
第2話「オレは、フェアトレードを身近に感じてるかを知らない」
第3話「フェアトレードラベルマークを知らない」
第4話「君のパンツで世界は変わるかもしれない」